文字盤の色や品質状態によって買取価格が大きく変動
デイトナの人気が高まる理由と背景とは
ロレックスの数多いモデルの中でもっともポピュラーで、根強い人気の時計と言えば、デイトナ(Daytona)です。デイトナが初めて登場したのは1963年、今から約60年前のことです。
この頃からモータースポーツの人気が急速に高まり、カーレーサー向けの腕時計として発売されたのがデイトナです。世界中でデイトナの人気がピークに達したのは1990年代に入ってからです。
ロレックス時計を取り扱うお店でデイトナの腕時計を注文しても、商品が入荷されるのが5年待ち、10年待ちと言われるようになりました。以前からモータースポーツのプロや愛好家に根強い人気がありましたが、今では幅広い年代の人々に人気が高まっています。数多いロレックスの時計の種類の中でも、デイトナの買取価格はもっとも高いと言われています。その理由として、市場のニーズ (重要) に対して、十分に供給が行き届いてない状態であることが挙げられます。
そもそもデイトナは、販売元のロレックスから流通量がある程度セーブされています。そのため、デイトナの腕時計を買い求めてお店で注文しても、いつ入手できるのかわからないといった状況です。
ロレックスデイトナの人気モデルと買取価格を紹介
先にもお伝えした通り、ロレックスデイトナはヴィンテージ品から現行モデルまで入手困難な状況が依然として続いています。
そのような状況の中で、時計の買取市場においてデイトナのニーズは日に日に高まっています。それでは、ロレックスデイトナの人気モデルと買取価格の相場について解説します。ロレックスデイトナの買取価格は、発売された年、文字盤やバンドの色、品質状態によっても大きく変わってきます。
2000年に発売されたロレックスデイトナ (Ref.16520SSブラック) の買取価格の相場は451万円、ロレックス デイトナ (116523NG SS×YG AT シェル文字盤) の買取価格の相場は264万円、ロレックス デイトナ (116503 SS×YG AT 白文字盤) の買取価格の相場は297万円です。
ただし、買取専門店の在庫状況やニーズなどの関係により、査定・買取価格が今後大きく変動する可能性もあります。